G1
G1 2日目も終わり、今のところほぼ順当な展開。今後の展開に大きく関わってきそうなのは、
○中西VS高山× ○柴田VS中邑× かな。
安易過ぎるが、早い段階で天敵に敗れた中邑、不覚の黒星発進の高山、
この両者は確実に優勝戦線に絡んでくるのは間違いないだろう。
中邑と柴田のマイク合戦はマジっぽくて良い!
そんなわけで、8/9の予想
1 ○ウルフVS柴田×・・・この辺りで一回負けておこうか
2 ○棚橋VS真壁×・・・ここは順当に
3 ○西村VS佐々木×・・・丸め込まれて負けるのが似合いそうな健介
4 ○天龍VS吉江×・・・ここも順当
5 ○中邑VS鈴木×・・・ホントはみのる勝利の方が面白いんだが、VS丸藤戦が
発表されたみのるに、時期エースが負けるのはマズイ。
6 ×天山VS中西○・・・中西3連勝で前半戦の注目の的に!
7 ×永田VS蝶野○・・・なんだかんだと言いながら永田はいい人
8 ×高山VS金本○・・・大博打予想。前日の高山の病院直行アングルは前フリか?
ここで番狂わせが発生しないと、この試合がメインである理由がわからん。
今回のG1の流れを見てて思うのは、毎年のように優勝者を1人に限定し、そこから逆算
して全日程の勝敗を最初から決定しているのではなく、数名の優勝候補者に絞った上で、
日々の流れのなかで流動的に勝敗を動かしてゆくスタイルに挑戦しているような気がする
(そう願う)。各ブロック3名づつ抜け出すという今回のシステムであれば、タイムリーに
一番盛り上がりそうなシナリオ、優勝者を決めれそうだし、何より、昨年の教訓で、天山
優勝のようななんの驚きもない結末を、バレないように進行するには限界があると気づい
ただろうし、またその後のIWGPトーナメントで、天山の殺人ムーサルトニードロップによる
アクシデント(海野レフェリーの怪しいカウント2.9を見る限り、あれは本来永田勝利の
試合だったはず、永田の失神により仕方なく天山勝利に変更)を乗り越え、途中でシナリオ
が変わっても対応できること、そして、それがむしろ盛り上がることを学んだと思うわけだ。
今回であれば中西の快進撃が受け入れられるようであれば、そのまま勝たせる、受け入れ
られなければ、適当なところで負けさせる、なんてことも臨機応変に対応できるわけだ。
プロレス界で初の試み”誰が優勝するか決まっていないリーグ戦”。
これって意外と盲点だと思う。そうであって欲しい。
余談だが、ドラマ「24-twenty four-」は毎回2回ずつの台本しか渡されないらしい。
つまり、最後に犯人となる人物も、途中の段階では自分が犯人役であることを
知らずに演じているわけだ。また、台本そのものも、最初から結末が決まってるのでは
ないらしい。その分、後々考えるとつじつまが合わない部分も多少あったりするが、
盛り上がりの凄さを考慮すると、そのくらいは気づかない振りで済ませられるレベルだ。
このシステムによって生まれる緊張感、緊迫感こそ「24」最大の魅力だと思うのだが、
まさにこのシステムをプロレスに取り入れれば、WWEとはまた違った方向性で新しい
プロレスが作れるのではないかと思う。誰が優勝するのか知らないまま、各レスラーが
それぞれ1日毎にシナリオ通りの勝敗を演じていく。そうすれば途中の段階で
「あれ?この調子で勝たせてもらえば、もしかしてオレ決勝戦出れのるかも?」とか
「なんだよ~!決勝行きだと思ってたのに、こんなとこでコイツに負けんのかよ・・」
なんていうリアルな感情が試合にもパフォーマンスにも活かされるだろうし、
結末が決まっていないってことは
「毎日スゴイ試合をすれば、会場人気の後押しで、オレが優勝者になることも可能だ」
なんて発想も出てくる。これはモチベーションも全然違ってくるはず。それぞれの
日々の試合、パフォーマンスによって、翌日以降のシナリオが変わっていくのだ。
これが出来るのは、まさに
”リアルタイムで進行する”G1でこそ可能なシステムではないか?
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