DVD
最近DVDを物凄い勢いで見まくってる。
そんな中で印象に残ってるモノをいくつか
■スクール・オブ・ロック
これはマジ最高。文句なし。先生と生徒の関係から発展するストーリーとしては、超オーソドックスなものだし、”笑える””泣ける”という部分に関して、この作品よりも優れてる物語は他にいくらでもあると思うが、むしろ、どの部分にも特化していないバランス感覚、そしてスピード感が最大の要因と思う。「ロック史」の授業場面での黒板の内容はかなり面白い。この授業聞きたい。宿題に渡されるCDがピンクフロイドやイエスってのがリアルで良い。リアルと言えば、劇中の演奏が全て生徒達の実演ってのがスゴイ。主演のジャックブラックの”ロック野朗”ぶりも限りなくホンモノだし、ストーリーを超越した”熱さ”が伝わる。「移民の歌」の使用許可をもらう為にツェッペリン宛てに作ったというビデオも熱い。”泣き””笑い””どんでん返し”などに依存しなくても、これだけ良作が生まれるという事実が衝撃だ。
■アイデンティティー
「セブン」「ユージュアルサスペクツ」(この2作は僕の生涯ベスト10入り確定)以来の傑作との前評判(?)を知り、尋常じゃない期待をしていたが・・・。結論として、僕的にはこのオチには乗れなかった。このオチは賛否両論だろうな。ただ、これだけ”どんでん返しネタ”が出尽くした感がある現代において、この新たな手法は価値ありなのかもしれない。
■ザ・コア
これは、あまりの駄作振りが印象的。「うわ~~久しぶりに超クソ映画に当たっちまった~」と、ある種の感動を覚えてしまった。突っ込みどころ満載の超劣化版アルマゲドン。コメディーと思って別の視点で見れば面白いのかも?B級感たっぷりのCGはプレステ以下のクオリティ。
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