充電器とビジネスパートナー
僕は理屈っぽいので、よく例え話をする。
先日、参加したくない仕事上の行事を断る為に使った例え話を紹介します。
<例え:充電器>
1、充電とは必要に迫られての行為である。
・充電行為そのものに嗜好性はない
2、半永久的に思えるが、そうではない
・実際は使用回数、使用時間には上限がある
3、寿命を延ばす方法は、不必要な充電を可能な限り減らすこと
これを「ビジネス上の人間関係」に置き換えると
1、ビジネスの必要性に応じて発生する関係性
・人柄の好き嫌いは関係なし(好きに越したことはないが)
2、どんなに良好な関係であっても、半永久的ではない。
・一緒に仕事をする回数、時間には上限がある
(上限とは、ストレスの限界点とでも定義しよう)
3、良好な関係を長く続けるには、不必要な接触機会を減らすこと
となる
つまり、僕は「人間関係にも寿命や経年劣化がある」と考える。同志の集まりや、そもそもの友人同士などは別として、各人の嗜好と関係なく形成された組織・集団(主にビジネス組織)において、この現象は頻著である。
親睦会だの、無駄な会議だの、本来の業務と関係のないことばっかりで接触機会を増やしていると、意図に反して関係の寿命も縮まるというわけだ。
ビジネス上の関係では、接触機会を最小限で済ませる=「会わない時間をどれだけ確保できるか」という考え方が必要である。「あなたと末長く良好な関係を続けたいから、あえて今回のお誘いは断ります」というはアリだと思うのだ。
さあ、このロジックを使って仕事上での不必要なイベントは断ろう!
(理屈っぽい奴と思われるのは覚悟の上で・・・)
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コメント
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ここ最近は仕事上の無駄な付き合いが増えたので、これは使ってみようかな!?
時間もお金もたくさん消費する割に、仕事で帰ってくるものは少ないと来たもんだから困っちゃうんだよねぇ。
投稿: masa@azure | 2007年7月14日 (土) 17:57
大得意先おやじペアからの誘いは
これでかわせるだろうか…
投稿: Hi+Na | 2007年7月14日 (土) 22:17
masa>
ホントね、もう古き日の日本ビジネススタイルを本気で問題視する時代に来てるよね。帰属意識や愛社精神なんか無くたって、仕事が出来て、結果だせればそれでOKだよね。すぐに目的と手段が入れ違っちゃうのは日本人の悪い癖。
Hi+Na>
そういう相手には難しいよね〜。
投稿: たつ | 2007年7月15日 (日) 01:02
休憩も必要ですしね。そんな私の最近のお気に入りは黒酢。これで狭心症も治りました……。
投稿: | 2007年7月21日 (土) 14:46