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2009年11月18日 (水)

「正しいことは正しい!」という誤り

連日の事業仕分け、かなり面白いです。

何かと賛否両論の蓮舫議員ですが、僕はかなり好きになりましたね。仕分けのジャッジが正しいかどうか別として、あのディベートが明快で実にイイ!

あのようなシーンが世に広まったことで、現実社会ではこんな利用が出来る。

もし、会議中にくだらない議論を持ち出す人間がいたら

「その理論で、蓮舫さんを論破できると思いますか?」
「あの尋問を全てかわすだけの論拠はありますか?」
「もし答えがNoなら出直してください」

この方法使えないかな?www

それにしても、役人のディベート能力の低さは何なんだ?
あんな説明で、何十億も何百億も出せるわけないよ。
(もちろん全部が全部ではないですが)


「納税者=国の株主」って置き換えて考えてみれば、
あんなレベルのプレゼンを聞いて投資できますか?って話。


あのようなディベート下手な人の共通点として

①私は正しいことをしている

②よって、あなたも、それを正しいと思うべき

こういう発想なんだと思う。

実際は「正しい」なんて事実はこの世に存在しないわけで、

①自分が正しいと思ってることを、

②「正しいコト」であると根拠を示し、

③それを正確に伝え、

④それを相手が「正しい」と受け入れたとき

(あるいは受け入れざるを得ない状況に追い込んだ時)

これで初めてその場における「正しい」の定義が成立する。
つまり、②と③のスキルがない状態で、議論が成立するはずがない。

で、事業仕分けの場合、、「正しいか?間違ってるか?」ではなく、
費用対効果を見極めるのが本題なので、ややこしい。

なぜなら、役人は私利私欲ではなく「国の為、国民の為」に仕事をしてるのだから(まあ、そういう前提で考えるとして)、基本的に、行為自体が間違ってるわけがない。

自分の正しさに自信を持つには十分な条件が揃っている。正しくないわけがないのだから、証明する材料など不要と考えちゃうのかな?

でも、本題は、ゼロかイチかを決めるものではないのだから、それはアウトですよ。

原資が無限にあるならそれでいいけどね。


「あれは議論ではなく尋問だ!」
という批判もあるようですが、相手が議論する「武器」を持って来ないのであれば、尋問になっても仕方がないと思うんですよね。
彼らの武器は
「自分が正しいという気持ちの強さ」
(それすらない人もいるかも?ですが)
だけなんですからね。


「正しいことは正しい!」
「必要だから必要!」

なんて理論は小学生のおねだりと一緒じゃないですかw。
そりゃ公開処刑になっちゃうよ。


例えば、ヒット商品も同じです。

「よい商品だから売れた」
は間違いです。


自分がよいと思う商品を作り、
よくできた商品であることを、
よりよい方法で消費者に伝え、
それが売れて、
そして
「よい商品」として世間に認知される。

最初から「よい商品」なんて存在しないのです。
これって、音楽にもバッチリ当てはまるんですよね。


こんな説明だと蓮舫さんに尋問されそうだけど・・・・w

ではでは



一般人インタビューの
「金が欲しいなら作戦練って来い」
という意見、まさにズバリ!


考える・まとめる・表現する―アメリカ式「主張の技術」
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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

蓮舫さんと聞くと、国会中継見てた時の衝撃のシーンを思い出しますw

あの青いドレスで有名になった自民党の元大臣さん、
誰でしたっけ?(もう名前すら思い出せない)
子育ての問題?かなにかで蓮舫さんがその青いドレスの大臣さんに質問してたんですね。
(多分)官僚から渡された資料を読み上げてただけの青いドレス大臣さんに突っ込みまくる蓮舫さん。
ヤバイ。超かっこいいんですけど

青いドレス大臣さんがとうとうキレて言い放った衝撃の一言。


「私はぁぁぁ~!!一生懸命ぃぃぃぃ~!!やってますぅぅぅぅぅぅ~!!!!」


蓮舫さん、呆れるの通り越してポカーンとしていましたよwww

その後質問が終わって着席した後も、
ふくれっ面で蓮舫さんを睨み続ける青いドレス大臣さん。
ちょw それが仮にも「大臣」の態度デスか!?
もちろん、国会中継見ていた視聴者も( ゚Д゚)ポカーンだったと思います。

本題とズレててスミマセン

でもあれ以来蓮舫さん大好きです私

語るね〜w

スミマセン
思わず語っちゃいました(^^;

私は外国に住んでますので,全部が全部みているわけではないんですが,これは「ホーム」と「アウェー」の違いも大きいのではないでしょうか?

①ディベート能力について

お役所もきっとたぶんそうだと思いますが,いわゆる「あ・うんの呼吸」が重んじられる日本では,むしろ相手を論破しちゃうようなディベート能力を持つような人はかえって嫌われてる気がします。てなわけで答弁にたったお役所の方は,きっと職場ではとても優秀な方なのかもしれませんが,ディベートのような場面にはたぶん慣れていないのではないでしょうか。

②事前準備について

対象事業を選んだのは仕分け人の方だと伺っています。
突然「これ仕分けの対象ね」とか言われても,お役所の方はたぶん事前準備にも限界がある気がします。①とも関連しますが,守備しかできないディベートは絶対に勝つことはできませんし。

③メディア公開について

テレビカメラによる生中継という時点でたぶんほとんどの素人さんはダメだと思います。よっぽど根性がすわってないかぎり100%の確証のもてない意見・反論はできないと思います。

というわけで完全アウェーで最高のパフォーマンスを見せるのは難しいんではないかと思います。

長文になっちゃいましたが,いかがでしょう??

どりあんさん

コメントどうもありがとうございます!

今回の件は、「不意打ち」な部分もあり、役人にとっては初めから勝ち目のない試合に挑んだ状況だったのは理解してます。まさにアウェーという表現がピッタリだと思いますね。結果的に、結論ありきなパフォーマンスだった側面も否定できません。

まず、

「彼らも”一般人”に過ぎない」

と定義するなら、①②③についてすべて同意見です。


しかし、僕個人の意見として決定的に違う部分(反論ではなく、あくまでも定義の違いです)は、

「彼らだって僕らと同じ一般人、あの場面でそうなるのは仕方がないでしょう!」

という同情心は全く持っていなくて、

「国費の何百億をも要求する人間が、”一般人レベル”であっていいわけがない、プロ中のプロであってしかるべき!あの場面で太刀打ちできないならプロじゃない!」

という思いがあります。

・プロなら、「あ・うんの呼吸」なんてヌルいことは言わない!
・プロなら、アウェーでも実力を発揮できるべき(勝敗はどうあれ)
・プロなら、中継くらいでビビらない!

公の場で発揮できない実力なら、ゼロと同じ!それがプロの世界。

そういう視点で僕は発言してます。

※ここでいうプロの定義は、「実務のプロ」「技術のプロ」ではなく、国費を使用した壮大なプロジェクトの「プロジェクトマネージャー」としてのプロという意味です。

※ちなみにプロジェクトマネージャーが管理すべき項目は以下9つ
1. 統合 2. スコープ 3. タイム 4. コスト 5. 品質 6. 人的資源 7. コミュニケーション 8. リスク 9. 調達


彼らの日常の人間性そのものとか、情熱や一生懸命さとか隠れた才能・能力とかの話ではないんです。

単純に、プロとして
「投資家(税金を払う国民)」を
納得させるだけの術を身につけるべき。


例えば、プロスポーツ選手が、

「練習の時はできたのに!」

なんて言い訳したところで、本番で発揮出来なければプロ選手としての評価には直結しない。「アイツは昨日の練習試合でホームランを打ったから、年俸アップだ!」とはならないのと同じで。


そういう意味で、

乱暴な言葉になりますが、

「本番で実力を発揮できないような、プロ意識の低いやつは叩き斬る!」
「素人レベルの説明では予算は出せませんよ!」

という姿勢を見せた蓮舫さんを高く評価してます。
※議論の結論が正しいかどうかは別です


蛇足ですが、
「レンホーごときの無知が科学技術の必要性をジャッジするな!」
という論調が多数あるのも知っていますが、これに関して言うなら、
僕は「予算見送り」の結論を評価してるのではなくて、納得のいく説明がない限りYESとは言わない「疑わしきは罰する」という方法論を評価しています。あくまでも原資に限りがあるわけですから。

科学時術の本当の重要性は別問題です。
その重要性こそを、当事者がプロとして納得いくように語ってもらえればいいわけで。

実際、今回の事業仕分けの結論が、確定事項なわけではないようなので、プロの方々のリベンジを期待する次第です。

今思いついたんだけどw
コレって、プロレスと総合格闘技に例えると分かりやすいかも。

役人はこれまでプロレス的なヤリトリで勝利(予算)を勝ち取ってきて、今回もそのつもりで試合に挑んで、いざ蓋を開けてみたら総合格闘技だったという。

「え?なに 相手はガチなの??やべぇ〜、そんな試合の練習したことないよ」
みたいなw。

リベンジしたければ総合格闘技の練習しないと!

ミルコVS永田を思い出したw
http://www.youtube.com/watch?v=nhpPhVpmMFA


すごくわかりやすい例えありがとうございます。(笑)

(しっかし,ミルコも永田も若いですねー。)

もっとわかりやすくするとw
この試合です。

http://www.youtube.com/watch?v=juSsJeYHEJg
小川直也vs橋本真也(第三戦)1999年1月4日東京ドーム

プロレスのつもりで挑んだ橋本に、不意打ちでセメントを仕掛ける小川。

確か橋本にとっては災難。

でも当時のプロレスファンの心理(僕の個人的なものかもしれませんが)としては、
「不意打ちだったとしても、それくらい対応してくれよ!。いざというときの強さがプロレスラーの強さじゃないのかよ!」
と。

そういう意味で、当時「強いレスラー」の代表的存在だったはずの橋本の失態は、衝撃的なイメージダウンをもたらしました。


そして・・・

こういう動きでリベンジしていくのが、理想的な流れだと思います。

行政刷新会議による「事業仕分け」に関しての見解
http://www.gcoe-stemcell.keio.ac.jp/news/000187.html

この意見に同感。

「事業仕分け」のキビしくキツい姿勢はどこへ向かうのか
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20091126/197588/?P=4

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    収録曲
    「escape -version2008-」
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