大人げない大人
昨日に続き、書評2連発です(去年読んだ本ですが・・・)
いわゆる「成功法の正攻法」とは一線を画す独自の主張。
この考え方って、アンチも多いだろうけど、僕にとっては最高にツボに入る理論。
今まで言葉として意識したことはなかったけど、「大人げない大人」こそが、自分がこれまで目指してきた、そしてこれからも目指すであろう目標だとハッキリと悟った。
僕なりに「大人げない大人」を定義すると
●他人に一切迷惑をかけずに (これは大人の部分)
●「我慢する」ことを拒否し (ここが大人げなさの醍醐味!)
●やりたいことをやりたいようにやり続ける!絶対に保守的にならない!
ってところでしょうか。
単なる子供の我がままとは違うんですよ。
大人が我がままを貫き通すには、それなりの犠牲も覚悟も必要であってね。
これに挑む気のない人は、我慢することを覚えていわゆる「立派な大人」になればいいと思う。
「あー、楽しかった」とつぶやいて事切れることができれば、私の人生は大成功なのである。
これに尽きるね。
それ以外に何がある?って感じで。
では、いくつか抜粋
創造性とは、どれだけ平均的な発想から逸脱できるかということである。いつも空気を読んで、平均の周りで安住していてはそんな発想は得られない。自分の好きなものをひたすらに貫くことのできる大人げない人こそが、平均からかけ離れることができる
もし、何かアイデアをひねり出そうと思うのであれば、あなたの周りにいる最も頭の固そうな人を思い浮かべてみよう。その人がどうすれば怒りだすかを考えれば、大人げなく楽しいアイデアが思い浮かぶはずだ。
短い人生の中で無用な我慢をしているヒマはなく、やりたいことをやると決意したのだと思う
おじさんの言うことは9割が間違い
「挫折すると人間は大きくなるからね」
と言った上司に対して「挫折をしなければならないと言うが、そもそも人間は死ぬまで成功している方がうれしいはずだ。失敗を自ら望む人などいない。一方で、人は必ず失敗するとしても、それは自分が失敗と認識してしまうからだ。それならば、自分で失敗だと考えずに、ずっと成功していけると思っていた方がいいだろう。あなたは成功し続ける人間と、失敗する人間のどちらになりたいのか?
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コメント
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>創造性とは、どれだけ平均的な発想から逸脱できるかということである。いつも空気を読んで、平均の周りで安住していてはそんな発想は得られない。自分の好きなものをひたすらに貫くことのできる大人げない人こそが、平均からかけ離れることができる
子供の時に、協調性を叩き込まれる事を考えると激しく矛盾を感じますWWW
本を読んでいませんが、多分『所ジョージ』さんのような生き方ですよねヾ(≧▽≦)ノシ
私も、死ぬ時は『楽しかった!』って言える様にわがままになって楽しまなくっちゃ( ̄ー+ ̄)ニヤリ
投稿: uta | 2010年1月13日 (水) 21:54
ボクもこういう生き方が理想です。
平均からかけ離れるって言葉が素敵。
これからもジャンジャンお薦め紹介してくださーい♪
投稿: SPAG | 2010年1月13日 (水) 22:28
「立派な大人」なんて存在しないと思いますし、
「神様がいる」ってゆわれるよりも「立派な大人がいる」ってゆわれる方が私にとっては非現実的で。
まあ、親の立場からすれば「立派な大人になりなさい」って育てるのが義務であり使命だと思うんですけれど、
出来る限り、本人が心から「やりたい」って思うことをやり遂げて、
それを評価されるような大人になって欲しいなって思います。
もうすでに(いろんな意味で)平均からはかけ離れた子になってしまっているので、
そのままでいいんだよって言ってあげたいなあと。
私の目指してる理想形がいわゆる「大人げない大人」なんですかね。
ちょっと読んでみたくなりました。
投稿: しょうこ | 2010年1月13日 (水) 22:46
uta さん>
「所ジョージ」とは見事な事例!!
まさにそんな人だよね。
SPAG >
気味のギャグのすべりっぷりは確実に平均からかけ離れてる!大丈夫だ!安心しろ!
しょうこさん>
読んでみることをオススメします。
投稿: たつ | 2010年1月14日 (木) 00:16