GDPには含まれていないこと
今更、「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略」をやっと読破。
機内でのiPad読書最高ですね〜!
もう、書評など今更書く気にはなりませんが、
わかりやすいな〜と思った例え話をひとつ。
(僕は例え話上手というのにスゴイ憧れを持っていますw)
この例えを考えてみてほしい。だれかが有害廃棄物を詰め込んだトラックを盗んだとしよう。犯人は赤信号を無視してパトカーに追いかけられ、スピードを出して角を曲がろうとして、横転する。有害物質が流れ出し、コミュニティ全体が汚染される。大がかりな救助活動が行われ、救急車が出動し、病院はあすれ返り、清掃に何百万ドルもの費用がかかる。新聞はこの惨事を嘆くが、GDPにはここで生まれた費用しか反映されない。救急車や病院の収入の増加。州の職員の残業代。外国人記者の旅費や宿泊費。そして、ゴミの清掃のための巨額な契約。GDPには、子供が危篤な状態にある、父親の悲しみは反映されない。土壌や空気や動物への被害も、コミュニティが感じる心理的ストレスも含まれない。「人々にとって大切なたくさんのことが、GDPには含まれていない」
なるほど。説得力あり!
シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略
レイチェル・ボッツマン ルー・ロジャース 小林 弘人
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