<本> ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?
ロンドン・ビジネススクールを中心とした、「働き方コンソーシアム」による、
世界規模の研究が生々しく描き出す2025年のに働く人の日常。
「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、
「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。
どちらの人生になるかは、〈ワーク・シフト〉できるか否かにかかっている。
傑作!あと数年間のバイブルとなりそうです。
このままの生き方、価値観では、社会が成り立たなくなることは日々漠然と感じながらも、何をどうしていいのかわからないまま過ごしている人が多いと思います。もちろん自分自身もそうです。
この本は、そこに明確な「回答」を示すためのマニュアルではありませんが、確実に起こるであろう世界の変化を示し、自分の労働観について一歩立ち止まって考えるためのヒントが散りばめられています。そして焦る・・・。
2025年の生活を予想した短編ストーリーの数々が秀逸!
これは映画化すればヒットすると思いますね〜。
とりあえず現代の必読書!
メモ
◆影響を及ぼす要因5つ
- テクノロジーの進化
- グローバル化の進展
- 人口構成の変化と長寿化
- 社会の変化
- エネルギー・環境問題の深刻化
◆『ワーク・シフト』の方向性3つ
- ゼネラリスト的な技能から専門技能の連続的習得へのシフト
- 個人主義・競争原理から人間同士の結びつき、コラボレーション、人的ネットワークへのシフト
- 貪欲に大量のモノを消費し続けるライフスタイルから質の高い経験と人生のバランスを重んじる姿勢へのシフト
ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
リンダ・グラットン 池村 千秋
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