Labor productivity
この話題が出ない日はないという普遍的テーマ「日本人の労働生産性はなぜ低いのか?」。
今日見かけた記事2つから刺さるところ引用してみます。
仕事効率を上げる方法を紹介。1つでも実践すれば明日から変われる! |
いろんな人の仕事の仕方を聞いていると、無駄な仕事を引き受けて自分の仕事量を増やしている人は多いなと感じます。「お客様からどうしてもと頼まれて」とこぼす人は多いですが、断ることで仕事を減らすというのも大きなポイントです。 「いや、断ったらお客様との信頼関係が・・・」 ほんとうにそうですか?断るべきところをちゃんと断るという関係性のほうが信頼関係の強い、強固な関係性かと思います。
(略)
BtoBのビジネスでも同じだと思います。しっかりダメなものはダメというが、しっかり仕事をしてくれる人と、なんでも頼めば聞いてくれる便利屋さん、どちらが健全でしょうか。
(そして多くの場合、便利屋さんは仕事を抱え込んでしまって結局遅れて怒られるという状況に良く陥っているような気がします)(略)
ちなみに便利屋さんをやっていると、自分じゃない人も苦労することを忘れてはいけません。
「××さんはやってくれたのになー」
この台詞に困ったことのある人は多いのではないでしょうか。
断ることは怖いことです。相手を傷つけてしまうかもしれません。確かにその場では「やりましょう!」といって自分が頑張るというのは楽なように見えるかもしれません。でも後々自分や周りの人にも迷惑がかかることを忘れてはいけません。
納得です。
便利屋やってたら生産性上がるわけない。
頼む側からすれば、採算関係なしでなんでも言うこと聞くから”便利”なわけだし。
製品の品質を高めるんだ、っていう方針が確かにあるとしても、それは原動力にはなってないんじゃないかなって思ってる。おおもとは、「みんなに好かれていたい/評価されたい」っていう感情と、「おれだけ損するなんてぜったいイヤ!」っていう損得勘定からきてるんだと思ってる。日本がよその国さまと違うんだとすれば、こうした感情なんじゃないかなって思ってるの。世間力の高さというのか。 自分の責任ではありません、自分はちゃんとやりました、「結果のことはキラいでも私のことはキラいにならないで下さい!」っていうのをきちんと証明するための手続きをみんなでせっせと取った結果、製品の品質が高まる方向へ(微妙なズレを生みながら)エスカレートしてるっていうイメージ。 そしてそういう手続きを取ってない人を見かけたら、「ずるい! おれはイヤイヤやってるのに、お前がやらないなんて許せない!」ってことで「残業してでもやってね(にこにこ)」ってなるの。
「世間力の高さ」って言葉が見事ですね。
他者からどう思われるか?を優先し、かつ、自分だけは損しない!という執着よって「囚人のジレンマ」に陥いるパターン。
シンプルな解決策は、
「やりたくないことはみんな同時にやめればいい」ってことなんだけど、それは現実的じゃないしねー。
それは無理にしても
「やりたくないことを我慢しているオレって偉い!尊い!!」
という耐える美学が日本には多いですよねー。
<後日追記>
いい記事ですねー
日本人の働く時間を減らそう「土曜日のパパは私のもの」キャンペーン - teruyastarはかく語りき
« PROPELLERHEAD Reason7!! | トップページ | MINIの商用バン! »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ToDo管理もデジタルデトックス!(2013.08.30)
- 一度も晴れなかったGW(2013.05.07)
- 最北端の激辛カレー(2013.05.02)
- 青い池(2013.05.01)
- Tremendous Snowfall(2013.03.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント