電気じかけの制作記 その10

これまで2ヶ月に渡って書いて来たportableのTMトリビュート制作記、今回で最終回です（まだ続いてたんかい！）。

これは1回目を書いた時点から想定していたプログラムの実行に他なりません（嘘）。

そんなわけで、すっかり間が空いてしまいましたが、最後はライナーノーツ的なもので締めようと思います。

電気じかけの制作記 その9

発売直前。久しぶりの続編です。

年が明けてから（元旦も休まず作業）が、とにかく大変でした。
エピソードとしては全然面白くないくらい大変だったので割愛しますがw、何度もココロが折れそうになりました。その頃のブログでは相当参った様子を披露していたかと。

そんな中、水面下で試聴などの協力をしてくれて、叱咤激励してくれた一部のFANKS友の皆様には大変感謝してます。「そんなもん作った本人しかわかんね〜よ」レベルの修正ヴァージョンをじっくりを聴いてくれて意見をくれたり。
この場を借りてお礼を。皆様の協力があってこそ完成にこぎ着けました。ありがとう！

で、今回は制作に込めた想いを綴ってみようと思います。

電気じかけの制作記 その８

今回はサンレコもどきで機材紹介でもしてみますか。
（・・・ヤバイ、どんどんマニアックになってしまう）

今回の制作はMac内完結を前提としたシステム。
外部から取り込んだ音は「ボーカル」「ギター」「一部アナログシンセによるSE」「ハモンドオルガン」のみで、それ以外はすべてMacの中で完結している。「1974」などで聴けるシンセリード音は「Pro-53」、キラキラFM系は「FM-8」、ボーカル加工は「Melodyne Plug-in」、ボコーダーは「TAL-Vocoder　（フリーソフト）」などなど、多数のソフトシンセとプラグインを使用している。

かつて1億円以上したシンクラヴィアと同等またはそれ以上のことが、今では数十万円も出せば可能になった。一方、テクノロジーが進化しても、それを扱う人のスキルやセンスが一番重要なのは、やはりいつの時代も変わらない。そんなことを痛いほど思い知った制作期間だった。

それではメンバー各人の使用機材をチェック！！

portable
「WE LOVE TM NETWORK」使用機材

電気じかけの制作記 その７

そんなこんなでユカのボーカルRECも年内に終了し、各曲のアレンジやミックスの詰めに突入して行くところでしたが・・・・

「インスト１曲追加！！」の指令

そんな中、AsianDynasty RecordsのK氏から新たなお題が。

「ボーカル曲も落ち着いて来たところでインスト１曲追加できませんか？」

えぇ〜！
いやいや、まだ全然落ち着いてないんですけど・・・・。

とは思いつつも、折角のチャンス。インストなら残りの期間でも行けるかも？と前向きに考え始める。やはりボーカル曲と違い、格段に工程や制約が少ないので。

メンバーに伝え、共同アレンジャーであるルイさんと相談して「やってみよう！」ということに。

で、 早速選曲開始。
候補曲は以下４曲

電気じかけの制作記 その6

YUKAによる
「電気じかけの制作記～ボーカル編～」の完結編！！

今夜はそれぞれの楽しみ方で
最後まで読んでいってください！

オーライ？？

yeah！～　　ではどうぞ。

電気じかけの制作記 その5

さあ、ペースが上がって参りました。
前回に引き続きボーカルYUKA執筆による
「ボーカル編part2」です。
ウツファンの苦悩（？）をたっぷりと。

ではどうぞ！！

電気じかけの制作記 その4

行き当たりバッタリで書いてるこの「制作記」。いつ完結するかわかりませんが、不定期でまだまだ続きます（たぶん）。
で、僕が書くと、だんだんマニアックな話に進んでしまいそうなので・・・・ボーカルのYUKAにも書いてもらうことに。

電気じかけの制作記 その3

選曲までの過程を説明したところで、次は、どうやって制作作業を進めたのか語ってみます。

こんなものを作ってみました。
このフロー図を見れば一目瞭然！！！
（画像クリックで拡大します）

電気じかけの制作記 その2

『カラオケミーティング』


TMトリビュートのオファーを受けたその週末、カラオケにて選曲会議。候補曲として挙げた曲を片っ端にユカに歌ってもらい、持ち込んだMacBookに録音して行く。FANKSたるもの当然練習なし！！！全部一発録り。帰宅後何度かプレイパックし、5曲に絞り込んだ
その5曲とは

・1974（大本命）
・Here,there&Everywhere（本命）
・Maria Club
・Human System
・Time Passed Me By

電気じかけの制作記 その1

しばらくこのネタ引っ張りますよ〜。
今まで箝口令が敷かれてて（？）
書きたくても書けなかったので。

あと、発売前のテンション高いうちに
なるべく吐き出しておきます。
発売後は叩きに怯えて行方不明になりますのでw。





『まさかのオファー』

発売元である AsianDynasty Records さんとの繋がりは、昨年5月のIKUZOシリーズ全盛期に遡る。





代表のK氏からmixiを通じてメッセージいただき、その後頻繁にやり取りすることに。そしてトリビュート第1弾「I LOVE TM NETWORK」を聴き、僕はこんな感想を書いていた。
「僕もIKUZOじゃなくて、こういうの作りたいっす！！！」

そして時は流れ10月末、K氏から
「トリビュート第２弾を計画中！　portableとしての参加に興味ありますか？」
とのメッセージが・・・・・・